【ホルムアルデヒド暴露と小児の発がん性リスク】2024/12/01

EPAは2024年版のリスク評価草案において、小児を含む全年齢層に対するホルムアルデヒドの発がん性リスクについて、新たな研究データに基づき再確認を行いました。とくに鼻咽頭がん(上咽頭)や白血病に対する吸入暴露リスクが科学的に支持されており、2010年のIRIS(統合リスク情報システム)以降の疫学研究や毒性学的知見によって、より明確な因果関係が示されています。発育期の子どもは代謝能力や免疫機能が未熟であることから、発がん物質に対する感受性が高く、同じ濃度であっても成人より大きな健康影響を受ける可能性があるとされています。このため、家庭内・教育施設における対策が急務です。