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PM2.5の発生源にホルムアルデヒドの反応物質

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2018年10月18日 PM2.5に関し、ハーバード大学、清華大学、ハルピン工業大学が共同研究で、PM2.5の新たな発生メカニズムを発表。 ホルムアルデヒドと二酸化硫黄との反応がPM2.5の重要な原因であることを発見、発表がありました。

Geophysical Research Letters

https://agupubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1029/2018GL079309

本件はニューヨークタイムズ紙で報道されましたので下記に引用します。

2018年10月19日 観察者網

ホルムアルデヒドと二酸化硫黄との反応で発生するヒドロキシメタンスルホン酸塩(Hydroxymethane Sulfonate) が空気汚染物の重要な原因であることを発見した。 これによると、ホルムアルデヒドの排出(主に自動車、化学工場や精油所から排出される)が冬季の中国で発生する「重厚で有毒な」汚染物に影響を与えており、以前考えられていたよりもこの影響力が大きいことが分かった。 研究者は「スモッグ中の『かなりの部分』である硫化物が、石炭を燃焼するときに排出されるホルムアルデヒドと二酸化硫黄との間で発生する化学反応の結果だと考えている」という。

記事は、「中国のスモッグ対策は、二酸化硫黄の排出を削減することに努力を集中し、一定の成果を収めたが、今回の研究によって空気質改善の為のさらなる提案が出された。 それは、自動車と工業精錬の際に排出されるホルムアルデヒドを減少させることだ」と伝えた。

ハーバード大学の研究者でレポートの主な作成者である Jonathan M. Moch氏は、「我々の研究は、空気汚染を取り除く素早い方法を示している」と語った。 そして、「北京に近い天津には大量の化学・石油精製工場が集中しており、これらの施設からの排出を削減すれば『極めて大きな影響』となるが、実際に実行するのは難しい」との見方を示している。

記事は、「これまで長年にわたって人々は、中国の空気汚染の主な粒子状物質は硫酸塩だと考えてきたが、精華大学とハルピン工業大学の研究者が今回の研究で、ホルムアルデヒドと二酸化硫黄との反応で発生するヒドロキシメタンスルホン酸塩(Hydroxymethane Sulfonate)  が空気汚染物の重要な原因であることを発見した。 これで、なぜ二酸化硫黄の削減を努力しても、『極端な空気汚染事件』がいまだに存在するかの説明になる」と伝えた。(翻訳・編集 山中)

 

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